【人気の買取専門業者を徹底比較!】中国切手の買取査定をしたいならおすすめ!口コミでも評判の中国切手買取専門店をランキングでご紹介!

琉球切手の価値はどれくらい?買い取ってもらうのは難しいって本当?

公開日:2023/04/15  最終更新日:2023/03/24


琉球切手とは、第二次世界大戦後の沖縄県で発行された切手のことです。戦後の沖縄の歴史を象徴する切手ですが、知名度が低く買取・販売する際は注意が必要になります。今回は琉球手切手の概要や価値、買取が難しい理由、切手を高額で買い取ってもらうための保存方法などについてご紹介しましょう。

琉球切手とは

琉球切手とは、1945年から1972年までの期間に米軍統治下の沖縄で発行された切手のことです。第二次世界大戦の終結により、沖縄本島を含む北緯30度以南の島々が米軍統治下におかれました。1952年、琉球政府が成立します。その後、1972年に本土復帰を果たすまで、アメリカが指導する琉球政府が現在の沖縄県にあたる地域を統治しました。この期間に発行された切手を琉球切手、または沖縄切手と呼びます。

厳密には1945年から1953年6月末までに発行されたものを沖縄切手、1953年7月から1972年5月14日までに発行されたものを琉球切手というのが特徴です。ひとまとめにして呼ぶときは琉球切手と呼ばれます。両者の見分けは琉球郵便の文字で、琉球郵便と記載されていれば琉球切手と判別可能です。発行されたのは259種類で、額面はドルやセントで表示されています。これは、当時の沖縄県がアメリカによって統治されていたからです。米ドル表記されているため、アメリカの切手として分類されることもあります。

琉球切手の価値はどれくらい?

琉球切手はドル表示の切手とそのほかの表記の切手に分けられます。ドル表示の切手は1958年から1961年までに発行されたもので「琉球切手1C」と「琉球切手2C」の2種類が代表です。これらの切手の買取価格はあまり高くなく、概ね1枚あたり10~100円程度です。シートで持っていると比較的高く買い取ってもらえます。一般的な切手のほかに、行事等で発行された記念切手も存在します。インターネット上でよく見かけるのは以下の記念切手です。

・沖縄観光記念切手
・新聞週間記念切手
・琉球大学開校記念切手
・琉球政府創立記念切手
・植林記念切手

これらの記念切手は数百円から数千円で買い取ってもらえる可能性があります。また、以下の3種類は不発行であったため、現物が存在している場合は高値で取引される可能性があるでしょう。

・平良市・下地町合併記念
・日米琉同記念植樹祭記念(3セント)
・政府立公園シリーズ・西表政府立公園

これらは、政府立公園シリーズ西表政府立公園は証紙として利用されたため、市場に出回りました。この切手の場合は未使用の場合に高額買取となる可能性があります。

琉球切手の買取は難しい?

琉球切手は業者による買取が難しいとされます。その理由は額面がドル表示だからです。一般的な日本の切手は金券ショップなどで買い取ってもらえます。しかし、ドル表示の琉球切手の場合は買い取ってもらえない可能性があるのです。買取を希望する場合は、コレクターどうしの個人的な売買か専門業者による売買に頼らざるを得ません。その点で、一般の切手よりも買取が難しいといわれているのです。

切手を高額で買い取ってもらうための保存方法

切手を高額で買い取ってもらうには、切手用のストックブックで保管することが大切です。防湿性に優れたグラシン製のストックブックを利用するとよい保存状態をキープしやすくなります。また、切手を素手で触らないことも重要です。素手で触ってしまうと切手が湿ってしまったり、切手に汚れが付いたりして劣化してしまう恐れがあるからです。

まとめ

今回は琉球切手についてまとめました。琉球切手は日本のほかの切手に比べると知名度が低く、投機的な売買の結果、暴落した経緯などもあり、高い価値を持つと認識されていないかもしれません。しかし、中には比較的高額で買い取ってもらえるものもあるため、一概に価値がないとはいえません。最後の発行から半世紀以上が経過しているため、切手ブームが起きれば、価格が上昇する可能性もあります。自宅に琉球切手がある方は、よい状態で保管しつつ、情報収集してみてはいかがでしょうか。

サイト内検索
中国切手買取業者ランキング!
第2位 福ちゃん
福ちゃんの画像
第3位 金のアヒル
金のアヒルの画像
第5位 なんぼや
なんぼやの画像
記事一覧