プレミア切手のひとつ!革命的な現代京劇切手はいくらで売れる?
本記事では、中国切手のプレミア切手の一つでもある「革命的な現代京劇切手」について紹介しています。「革命的な現代京劇切手」は中国大革命時代に発行されたものであるため高額買取が期待できます。お手元に「革命的な現代京劇切手」を所持している方はぜひ値段の相場を確認して、間違った査定金額を付けられないようにしましょう。
革命的な現代京劇切手とは
「革命的な現代京劇切手」とは1968年に中国で計2回発行され、1回目は6種類、2回目は3種類と計9種類の切手があります。「革命的な現代京劇切手」には現代京劇と呼ばれる舞台芸術が描かれており、舞台ならではの色鮮やかなイメージが伺えます。中国大革命当初(1960年代)に発売されたものは、大方処分されてしまったため、あまり出回ることがなく、高値で取引されています。
「革命的な現代京劇切手」のデザインを深堀
9種類ある「革命的な現代京劇切手」は舞台芸術が描かれていることもあり、鮮やかなカラーが目立ちます。また9種類のうちの2種類には、当時の中国の主権者であった毛沢東が描かれており、文化大革命の影響を物語っています。
革命的な現代京劇切手の買取相場
文化大革命時代に発行された切手であるため、高値の買取が期待できます。計9種揃っていれば、プレミア金額が付くと予想されます。また切手は揃っていることが前提で高額価格が付くのですが「革命的な現代京劇切手」は、一枚だけでも数千円の価値が付くとされています。
買取相場としては備品で9種揃っている状態で7万円程度、消印ありだとしても9種で3万円となっています。一枚だけでも3,000円の価値があるため、買取を希望されている方は参考にしてみてください。
革命的な現代京劇切手を売るときのポイント
ここからは「革命的な現代京劇切手」を売るときのポイントについて解説します。高額買取が期待できる切手ですので、損をしないようにしっかりポイントを抑えておきましょう。
切手の保存状態を良くしておく
切手の保存状態によって値段は大きく変動します。そのためカビが生えやすいような湿気の多い場所に保管するのではなく風通しの良い日陰で保存したり、バラにはせずシートの状態でファイリングしておいたりなどの工夫が必要です。
ある程度の概算値を出しておく
買取する際、切手のことを何も知らずに全て業者に任せるのは危険です。「革命的な現代京劇切手」に限らずどんな切手も値段をリサーチしておくことが大切です。ある程度値段を把握しておくことで、相場より低い査定金額をつけられた際に、うまく断ることができるでしょう。
切手鑑定士がいる業者に依頼する
切手を売る際は、リサイクルショップや金券ショップで切手を売るのではなく切手鑑定士がいる切手買取業者に依頼するのがおすすめです。切手鑑定士は日本の切手だけでなく、海外の切手にも精通しているため、適正な価格で買取してくれるでしょう。
2社以上で査定を行う
業者によって査定金額は異なり、その差が数倍になることもあります。そのため査定を一社で終わらせるではなく、2社以上は査定に出しましょう。そうすることで大切な切手を高額で買い取ってもらえる可能性が高くなります。
まとめ
今回は「革命的な現代京劇切手」について解説しました。「革命的な現代京劇切手」は京劇の舞台が題材となっている切手で、色鮮やかなカラーがふんだんに使われているのが特徴です。また中国切手の中でも比較的高値で取引されている切手であるため、備品であれば高額買取が期待できます。高額買取を目指す場合には、切手の保存状態をきちんと保っておくことや、査定は2社以上に出すなど、少しの手間が必要ですが、相応のリターンがある切手といえるでしょう。今回の記事を参考にして「革命的な現代京劇切手」を買取に出してみてはいかがでしょうか?