綺麗にしておくための中国切手の保存方法は?
せっかく高価な切手を購入しても、保管が間違っていると価値を下げる可能性があります。
基本的な切手の取り扱い方を知り、さらにどんな方法で保管するのかを知っておくときれいな状態で保管できます。
価値が下がりにくくなります。
手で直接触らないように気を付ける
物を使ったりするとき、多くの人は手を使います。
本を読んだりするときも手で持って手でめくったりするでしょう。
でも特に汚れたりした形跡は感じられません。
でも毎日のように本を読むと、ある部分の色が変わっているのに気が付きます。
1回や2回ぐらい触っても気づきませんが、何度も触っていると徐々に皮脂が付くようになります。
皮脂は油の種類なので、時間の経過によって酸化します。
黒ずむようになり、徐々に硬貨するときもあります。
紙などであれば破けやすくなるときがあります。
中国切手の中でも人気のあるものなどは価値があり、安く手に入れたものを将来効果に売却しようと考える人もいるでしょう。
しかし保存方法を誤って価値を無くしてしまえば、買った価格よりも価値が下がるときもあります。
まずは手で直接触らないようにしなければいけません。
専門のショップなどではまず直接手で触る店員はいません。
ピンセットなどで扱い、マスクなどをして厳重な取り扱いをするところもあります。
いざ購入した後も同じようにピンセットなどで扱って保管しましょう。
専用のケースに入れて保管しておく
郵送用に利用する切手は、シートから切り離して1枚1枚重ねておくことがあります。
郵便物を送る時にはその束から1枚1枚取り出して使います。
普通に使うなら指でつまんでも特に問題ないでしょう。
しかし価値のある中国切手を扱うのにその方法は良くありません。
〇保管方法
専用のケースを用意しましょう。
日本でも高価な切手があり、保管をするのに適したケースが用意されています。
★まずあるのがヒンジと呼ばれるケースです。
ただしヒンジ跡がついてしまうことがあり、それにより買取をしてもらうときに価値が下がる可能性があります。
より高い価値のあるものなら別の方法の方がいいでしょう。
★最近よく使われているのがハウンドマイントと呼ばれるケースです。
まさに切手を保管するためのケースで、いろいろなサイズの切手がきれいに保管できるような仕組みになっています。
透明なシートの間に挟めるようになっているので、汚れなどは付きません。
一旦保管したら、あまり取り出さないようにし、見たいときはシートの上から眺めるようにします。
シート状の切手をきれいな状態で保管する
郵便局で切手を購入するとき、1枚単位でもう購入できますし、複数枚で購入することもできます。
切手は元々1枚ずつではなくシートと呼ばれる状態でつながっています。
そこから1枚ずつ切り離して販売されています。
2枚販売するときは、2枚がつながった状態で販売してくれ、10枚なら10枚分がつながっています。
1シート100枚ぐらいになっているので、100枚購入すれば1シートそのまま購入できます。
中国切手も同様の販売のされ方をしているので、1枚単位ではなくシート単位で売られるときがあります。
郵便用としてだけでなく、観賞用として残されているものにもシートで残っているものがあり、時には1枚で売られるものよりも価値が出る時があります。
一般的な保管方法は1枚ごとに専用のケースに入れますが、シートは少し難しいです。
折り目などが付かないようにして、そのままの状態が維持できるようにしておきます。
切手の保管ケースの中には、シートのまま保管ができるような部分もあるので、そちらにシートを入れておくと良いでしょう糊部分をくっつけないように気を付けましょう。
〇まとめ
普通切手は手で取り扱いますが、価値のある切手は手で触ってはいけません。
ピンセットなど手に触れないで扱うようにします。
専用のケースがあるので、そちらに入れて切手同士が重ならないようにします。
シートは折り目が付かないようにしましょう。