買取価格が値下がりしてしまう中国切手の特徴
実家を整理整頓していたら、珍しい中国切手が見つかった、こんな時は買取専門店に相談です。素人目線では価値がわからない中国切手も、その道のプロフェッショナルに鑑定してもらえば確かな値段がわかります。中国切手は海外切手の中でも、ひと際人気があり、愛するコレクターが多い事でも知られています。しかし買取価格が値下がりする物もあるので要注意です。
保存状態がよくない場合は値下がりしやすい
希少価値が高い中国切手は専門店に売却する事で、想像以上の臨時収入となります。ただし保存状態によって具体的な買取価格は変動するので要注意です。いわゆる未使用品で保存状態が非常によい物だと、高額買取が期待できます。一方で未使用の物でも保存状態がよくない場合だと、相場よりも値下がりしやすいです。
たとえば、湿気の影響を受けて切手自体が変形している場合、その買取価格は下がりやすいです。高温多湿な場所で長期間にわたり保管されていると、紙が変色したりカビが繁殖し、減額の要因になります。切手が日焼けしていたり、表面が汚れていたり、裏面に書き込みなどがあると減額される可能性が高いです。
未使用の物でも破けていたり、一部が破損していたりすると残念ながら平均買取価格よりも値下がりします。売却を検討中の方は、できる限り破損や汚れなどのトラブルが起きないように安全な場所に中国切手を保管し、厳重に管理しておきましょう。
消印がある物やシートから切り離された物は価値が下がりやすい
一般的な切手同様に、いわゆる消印が印字された中国切手もまた買取金額が値下がりします。値下がりの幅は、対象となる中国切手によってさまざまです。希少価値が極めて高い物については消印があり、減額されたとしても高額の査定になります。たとえ使用済み切手で、消印があっても切手自体に大きな劣化やダメージがなく美品の状態だと、満足行く値段になりやすいです。
一方で絵柄の判別が難しくなる程、目立つ場所に消印が押され、さらに切手自体に汚れや破けなどがある中国切手の場合、買取金額が値下がりします。それでもコレクターの間で人気が高い物なら、消印やダメージがあっても買取対象品になりやすいので、専門店に相談する価値は充分です。
シート状でキレイに保管されていた中国切手は高値査定されやすく、シートから切り離された単品の状態になった物は、査定結果が値下がりし易いので要注意です。売却を検討する中国切手はシートから切り離さず、そのまま専門店のカウンターまで持ち込んだ方が賢明です。
需要と供給のバランスや希少性によって買取金額は上下する
中国切手の価値は、その希少性や芸術性によって決まる部分が大きいです。ただ、それらの要素に加えて市場での需要や人気といった要因があります。中国切手のコレクターの間で、人気が急上昇している物は買取専門店にて高額査定されやすいです。
一方でもともとはコレクターの間で人気があったデザインの物でも、時代の移り変わりで需要が低迷してくると、人気全盛期に比べて買取金額が値下がりします。まったく同じ絵柄、同じコンディションの中国切手でも需要と供給のバランスで買取金額は上下することがあります。
以前は市場に出回る数が少なく希少価値が高いと判断されていた物でも、多くのコレクターやマニアの方が手放し、世間的に大量の枚数が出回る事になると、買取金額は値下がりしやすいです。今現在はごく少量しか市場に出回っていない中国切手でも、なにかのきっかけで中国国内に大量の未使用美品の物が残されている事が判明すれば、その価値は大きく下落します。
同じ絵柄の中国切手でも保存状態によって具体的な査定金額は、変わります。湿気による変形やカビ、切手自体の破けや汚れがあると値下がりしやすいです。他にも需要と供給のバランスや希少価値の高さ、コレクター間の人気度によっても買取金額が変動します。