世界中で有名な北京にある天安門が記されている、天安門図切手。天安門を記した切手はいくつか存在するものの、とくに希少価値が高く高額な買取価格が期待できる切手があります。1枚でも数十万円を超える価値をもつ切手もあるため、一度査定にだしてみるのもおすすめです。今回は、とくに高額買取が期待できる天安門図切手を紹介します。

希少価値が高い天安門図第3版切手

天安門が記されている切手のなかでも、希少価値の高いとして有名なのが天安門図第3版切手です。1950年に、全部で7種類が発行されました。天安門は中国北京にある門であり、毛沢東が中国の建国宣言を行った場所として世界的に有名です。天安門が記された切手はさまざまあるものの、天安門図第3版切手は、斜めから見た構図で天安門が記されており、ひと目で天安門図第3版切手だと判斷できるともいわれています。文化大革命によって切手の収集や輸出が禁止されたため希少価値が高いものの、第1版が発行された1950年1月から数回発行されたことがあるようです。とはいえ、全7種をまとめて査定すれば1万円を超える高い買取価値となります。

とくに高額買取が期待できる天安門図第5版切手

1951年に発行された天安門図第5版切手は、天安門図第3版切手を超える希少価値の高い切手です。中国政府より回収対象になった切手でもあるため、流通されなくなりました。そのため、たとえ使用済であっても価値は高いままであることが多いです。切手の額面は10万円と20万円の2種類あり、全6種存在します。

額面自体も高額であることも、希少価値の高さを際立てる要因であるかもしれません。買取価格の相場としては、10万円の額面切手で約20万円、20万円の額面切手で約40万円だとされています。6種類すべて揃っている場合は。80万円を超える買取価格が想定され、間違いなく高額買取されるプレミア切手といえるでしょう。使用済、1枚のみであったても慎重に取り扱うことをおすすめします。

天安門図切手を買い取ってもらうときの注意点

希少価値の高い天安門図切手は、高い買取価格が期待できる切手です。切手の価値を正しく判斷できる査定員・買取専門店を選択するようにしましょう。

天安門図切手は信頼できる査定員に査定してもらう

天安門図切手は希少価値の高い切手です。とくに天安門図第3版切手と天安門図第5版切手は高価買取が期待できる切手であるといえます。しかし、切手に詳しくない方や切手の状態によっては、何版の切手であるか正しく判斷できない可能性があり正しい価値がだされない恐れも。従って、適切な価値を算出してもらうためにも、中国切手の価値や相場に詳しい査定員に査定してもらうようにしましょう。

使用済や気になる汚れがある場合でも査定してもらうとよい

希少価値が高いため、とくに天安門図第5版切手は使用済であったり多少の汚れがあったりしても価値が高いままであることも少なくありません。もちろん、大きな汚れや劣化がある場合、価値が下がってしまうことが考えられますが、まずは査定にだしてみるのがおすすめです。天安門図第5版切手は1枚で20万円程度の査定価格であるとされているため、場合によっては想定以上の価値が見出される可能性も考えられます。

複数種類ある場合はまとめて査定にだす

たとえ全種類そろっていなかったとしても、1枚ずつ査定にだすのではなくまとめて査定にだすようにします。セットとして1枚の査定額よりも高額な査定額がでるかもしれません。

まとめ

天安門が記された天安門図切手は、種類によって大きく価値が変わります。とくに切手に詳しくない方にとっては、買取価格が高額である切手であるかの判斷がむずかしいでしょう。そのため、適切な価値を知っており信頼できる査定員に正しく査定してもらう必要があります。紹介した注意点を参考に、複数の買取専門店にて査定を依頼するのがおすすめです。複数店舗での査定額を比較して、満足のいく買取価格、後悔しない買取価格である買取専門店に買取ってもらうとよいでしょう。