中国切手を汚してしまった場合はどうすればいい?
中国切手はプレミア物で希少価値が高い種類となれば、コレクターの間での人気はかなり高く、高値で売買されます。
切手の種類やどこに買い取ってもらうのかによって、買取価格には大きな差が生まれることは確かですが、それと同時に金額に大きな影響を与えることになるのが切手の状態です。
高価買取を希望するならば、もしも汚してしまった時の対処法も知っておくべきでしょう。
拭き取れる汚れかをチェックする
汚れと一口に行っても様々なタイプがあり、拭き取ることで綺麗になる場合には即座に拭き取りましょう。
しかし濡れたティッシュやタオルを使うと切手を傷めてしまう原因になるので乾いたガーゼなどを使うようにしましょう。
汚れの範囲を広げないようにするのはもちろんのこと、破ったり折れ目をつけてしまわないように細心の注意を払っておく必要があります。
困難な場合には無理に落とそうとしない
落とすことが難しいと感じる汚れの場合には無理にこすったりすると、切手の状態が悪くなってしまうので買取価格を下げてしまうことに繋がります。
落とすことが困難と感じた場合には、無理に対処しないようにしましょう。
多少の汚れ程度ならば買取価格が少し下がるだけで済むこともあります。
もちろん買取ショップによる判断基準の違いもあるので汚れてしまった場合には特に複数の買取店に査定してもらうことを心がけましょう。
良心的な買取ショップならば汚してしまった時にどうすれば良いか教えてもらうことも可能です。
汚さないための方法とは?
切手はそのまま空気に触れる状態で保管となれば、汚してしまったり破れなど劣化の原因にもなるので切手専用の保護フィルムに収納するべきです。
素手で触るのではなくピンセットを使うようにしておきましょう。
保護フィルムに収納し、日差しなどがあたらない場所に保管し、湿気にも気をつけておく必要があります。
定期的に中国切手の状態を確認するというメンテナンスはしておくべきですが、触ると汚したり劣化の原因となってしまうので、極力触らないようにしておきましょう。
中国切手は希少価値が高いものは、すでに高価な金額で売買されていることから、もう少ししてから売ればさらに価値が高まるのではないかと考えている人も多いです。
しかし今後それほど価値が上がる可能性があるかはわからないことであり、長期間保管していて劣化してしまうと、現在の買取価格よりも大幅に下回った金額でしか買い取ってもらえないという事態にもなりかねません。
汚してしまったり破ったり折れ目をつけてしまうといったリスクも高くなっていくことは明らかです。
中国切手でプレミアの物となれば、高値で買い取ってもらうことができるからこそ、汚してしまったとなれば慌てるのではないでしょうか。
しかし無理に手をつけようとしないことも大切ということを頭においておくようにしましょう。