コレクターズアイテムにはさまざまなものがありますが、多くの人が行っているジャンルの1つに切手があります。切手のコレクターは自分の国だけでなく外国の切手を収集することを盛んに行っているようです。その中にはプレミアム価格がつくものもあり、買取を行う専門業者もいます。一方、中国切手は価値の高いものがあり買取額に影響を与えます。

コレクターズアイテムとして注目される中国切手とはなにか

中国切手は、文字通り中華人民共和国で発行されている切手のことを指します。その特徴は時代を反映した独特のデザインで、他の国にはないデザイン性があり、従来から切手の中ではコレクターズアイテムとして認知されてきました。

一方、コレクターズアイテムとしては知られていたものですが、近年になってさらに注目されるようになった理由が、中国国内における自国の切手の価値が大幅に上がったということが挙げられます。コレクターズアイテムは経済力が強くなることによってその価値が増していくものです。中国も同様に経済成長にともなって、自国の古い切手にその価値を見出すようになり、高値での売買が行われるようになりました。

そのため、コレクターズアイテム市場が活性化され、現在に至っているのです。日本で注目されるようになったのもこのようなことが背景にあり、近隣国であることからも日本国内には中国切手を収集しているコレクターがいました。そのため、日本国内に残る中国切手が注目されているのです。

中国切手を買取してもらうポイント

中国切手はコレクターズアイテムの1つとして認知されているものですから、切手を専門に行う買い取り業者以外でも取扱商品の1つとして扱われています。しかし、少しでも高く買い取って欲しいと考えた場合には、専門の業者を選ぶことがポイントになるでしょう。

基本的に業者に求めるものとしては、価格だけでなくスタッフの対応や対応スピード、また専門知識などが挙げられますが、やはり信頼できるところを選ぶことが重要です。

信頼できる業者であれば、宅配による買取方法でも納得のいく価格と説明を得ることができ、価値に見合った買取額になるため、手放すにしても満足度が高いメリットがあるでしょう。また、初めて利用するのであれば、複数の業者に査定をしてもらってその価値を知るというのもポイントです。いずれにしてもその切手の価値をある程度は知っておくことが、買取額に納得できる要因となります。

初日カバーと呼ばれるものはなに？

切手のコレクターズアイテムの1つに、初日カバーと呼ばれるものがあるようです。一般的に切手の収集といえば、未使用または使用済みの物を集めていくというものが想像されるでしょう。しかし、コレクターズアイテムの中には、切手の発行日当日の消印を押してもらうことに価値を見出すものもあり、これは初日カバーと呼ばれます。

流通の過程で発生した切手ではなく、最初からコレクターズアイテムとして存在しているものであり、単なる未使用または使用済みの切手というものではなく、より価値の高いものとみなされるようになっているものです。

各国の郵便局もそのようなことを配慮して、記念として切手を貼ったはがきや封筒などに消印を押すことも多く、消印には独自のデザインのものが使われることも多いといわれています。中国切手に関しても同様で、通常流通したそれほど価値のない切手であっても初日カバーとなっているものであれば、価値が高まり買取価格も相対的に高くなるのです。

中国切手はコレクターズアイテムとして広く流通していることもあって、現在でも高値での売買が成立する切手です。また初日カバーのものであれば、通常の切手ではそれほど価値がないものであったとしても、発行された時に購入されたという証となるため高値での買取が期待できます。