中国切手の「遵義会議30周年切手(三種完)」の特徴とは?
世の中にはいろいろな趣味があります。年齢や性別によって楽しむのが難しい趣味もありますが、切手収集は年齢や性別関係なく楽しめる趣味といえるでしょう。自分の好きな絵柄や期間限定で販売される切手を買うなどして収集を楽しめます。今回は中国切手の中の遵義会議30周年切手についてご紹介します。
遵義会議から30年を迎えた記念「遵義会議30周年切手(三種完)」
どのような切手なのでしょうか?概要を解説します。
そもそも中国切手とは?
中国切手は中国で発行された切手のことです。文化大革命が起きた際には中国切手が販売、収集を禁止されたため、中国国内でも多くの中国切手が処分されることとなりました。海外への流通も少なく日本にもあまり出回っていないため希少価値が高い切手となっています。
貴重な品をコレクションする楽しみもありますが、中国の情勢や歴史の流れを切手から感じることができる歴史的資料としての楽しみ方もあるでしょう。プレミアがつく切手は1枚で10万円以上の価値がつくものもあります。未使用、シートがそろっているなどという場合は高値が期待できるでしょう。
遵義会議30周年切手とは?
遵義会議から30年が経過したことを記念したものです。この会議により毛沢東は中国共産党軍の指導的地位を得ることとなりました。その後毛沢東の指導の下中華人民共和国が建国されます。
「遵義会議30周年切手(三種完)」の特徴は?
この切手は3種類がセットととなっています。どのようなデザインやテーマで描かれたものなのか解説します。
決戦前夜
軍事地図を見ている毛沢東の姿が描かれています。決戦の前夜を思わせる緊張感のある絵柄になっています。
毛沢東主席肖像画
この切手は背景が金色のインクになっており、目を惹く絵柄になっています。毛沢東の肖像画が大きく描かれており強く印象に残るものになっています。
婁山関の勝利
遵義戦の幕開け的戦となった婁山関の戦いの様子が描かれています。
「遵義会議30周年切手(三種完)」を高く売るポイント!
中国切手は希少価値が高く高値がつきやすい切手となっています。どうしたらより高く売れるのか解説します。
3枚セットで売る
遵義会議30周年切手は3枚セットで販売されました。動物や植物などが描かれた切手と違い歴史の流れが3枚で感じられる切手になっているのでもしセットで持っているのであればセットで売った方が高値になりやすいでしょう。もちろん1枚でも中国切手はプレミアがついているので高く売れる可能性も高いです。
切手の価値が分かる業者に売る
希少な切手を売るのであれば中国切手の買取実績が多い業者に買取を依頼するのがよいでしょう。また査定を複数行ってみて、信頼できる業者、高値を付けてくれた業者などに買取を依頼するのがよいでしょう。
よい状態のものを売る
切手は保存状態がよい物ほど高値で取引されます。シートのまま、未使用の場合は高値がつく確率が高いでしょう。汚れたり色あせてしまったりしないよう、切手は湿度や日光に気をつけて保管してください。
貴重な切手を触る際にはピンセットを使って指紋や油分などがつかないよう心がけましょう。多くの切手コレクターは切手に汚れがつかないようピンセットを使っています。一般的なピンセットを使用すると先端の波のようなギザギザ部分が切手を傷つけてしまうため、切手用のピンセットを使うのがおすすめです。高いものではないので文房具店などで購入してみましょう。
また切手収集に多くの方が使っているのがストックブックです。切手を保管するためのファイルとなっており、防湿性に優れたものを選ぶと長期間切手をよい状態で保管できるでしょう。保管状態が良好なのはもちろん、切手を美しく収納でき自分でコレクションを眺めるのにも使いやくなっています。またストックブック自体を日光や湿気の影響が少ない場所に置いておくように気をつけましょう。
まとめ
切手は収集する趣味の中でも子どもから大人まで幅広い方が楽しめる趣味となっています。期間限定の切手を集めたり昔の切手を集めたりといった楽しみ方があります。中国切手は政治的背景から販売、収集が禁止された時代のものがあり、そのころの切手は希少価値が高いとされています。遵義会議30周年切手は毛沢東の活躍や歴史の転換点が感じられる3枚セットの切手となっており、コレクターの中でも人気のある切手となっています。
もし売りたいと思った場合は中国切手の実績がしっかりしている業者に買取を依頼しましょう。正しく価値を理解してくれる業者や購入者に切手を譲りましょう。高値で売るためにはよい保存状態をキープすることが大切です。