延安「文芸講話」発表25周年切手とは?損をしない買取方法を紹介!
延安「文芸講話」発表25周年切手は、中国の文学・芸術さらには知識人の思想に対して大きな影響を与えた文芸座談会「文芸講話」を記念して発行された切手です。とくに美品は希少価値が高く、全3種が揃った状態は高い買取価格がつきます。中国を建国した毛沢東が大きく関わっている、延安「文芸講話」発表25周年切手について知りましょう。
延安「文芸講話」発表25周年切手とは
延安「文芸講話」発表25周年切手とは、中国を建国した毛沢東と大きな関わりのある1968年に発行された切手です。毛沢東の主導権が確立された場所でもある延安という都市で、毛沢東が1942年に開催した文芸座談会「文芸講話」を行ったことを記念して発行されました。文芸講話では、これまでの中国文化・芸術・知識人の思想に大きな影響を与えたといわれています。
以降、労働者や農民でも楽しめる喜ばれる作品を創るという主張が広がり、文芸界にあったさまざまな問題を解決するきっかけとなったのです。また、切手収集などが禁止されていた文化大革命の頃に発行された文革切手であり、希少価値の高いプレミア切手のひとつ。全3種あるうちのひとつには宣伝隊が描かれ、残りのふたつは文芸講話の一節が記されている、文字のみの切手です。いずれも朱色が目を引きます。
延安「文芸講話」発表25周年切手の買取相場
希少価値の高い延安「文芸講話」発表25周年切手は、未使用で3種そろった状態がもっとも価値が高いとされています。未使用3種セットで7万前後、消印ありでも2万円前後の買取価格です。朱色があせてしまった状態のものも多いため、美品であればあるほど、色あせていないほど、高い買取価格が期待できます。
延安「文芸講話」発表25周年切手の買取で損をしない方法
高い買取価格が期待できる中国切手のひとつである、延安「文芸講話」発表25周年切手。1968年に発行されたことからも希少価値の高い切手です。劣化した状態で発見されることも多いため、見つけ次第すみやかに適切な方法で保管することをおすすめします。
複数枚所持している際はまとめて査定する
延安「文芸講話」発表25周年切手は全3種の切手です。複数の種類を所持している場合、まとめて査定にだすとよいでしょう。たとえ3種類すべて揃っていなくても、1枚ずつの査定よりも高い査定額が期待できます。
切手の価値に詳しい買取店に査定をだす
文芸講話の一節が記されている2種類に関しては、イラストが記されていないぶん価値がないと判斷されやすいようです。しっかりと切手の価値や相場を理解している査定員が在籍している買取店に査定をだすようにしましょう。プレミア切手にあかるくない査定員であった場合、正しい価値とならない恐れもあります。
複数店舗で査定をだして比較する
延安「文芸講話」発表25周年切手に限ったことではありませんが、複数店舗で査定をだすことをおすすめします。たとえば、延安「文芸講話」発表25周年切手の朱色の状態は査定員の知識や判斷によって価値が大きく異なり、査定額にも大きな影響を与えるポイントです。
後悔しないためにも、満足できる査定にするためにも、複数店舗で切手の査定を依頼しましょう。オークションでの出品を希望する場合であっても、提示された査定額を基準にすることで損をしないといえます。
良好な保管状態にする
延安「文芸講話」発表25周年切手を直接手で触れないように気をつけましょう。たとえ、手を洗ったばかりでも汗や皮油を完全に防ぐことはできません。日光とならぶ劣化の原因となるため、手で触れないように日光を浴びないように保管しましょう。
まとめ
延安「文芸講話」発表25周年切手は、希少価値の高い中国切手のひとつです。全3種あり、3種そろっていると消印ありでも高い買取価格がつけられます。中国の歴史に大きな影響を与えた出来事を記した切手でもあるため、中国の歴史を感じることもできるでしょう。